PASS COFFEE BLOG
いつもの浅煎りレシピ(PASS COFFEEの豆で淹れる場合)
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PASS COFFEEのスペシャルティコーヒーを家でもできるだけ軽やかに楽しめるように、普段僕が毎日淹れているレシピを紹介します。
これは「正解のレシピ」じゃなくて、僕がいろいろ試した結果しっくりきた方法です。
同じレシピでも道具の違いや淹れ方によって味は人それぞれなので、気軽に試しながら自分の好きに近づけてもらえたらうれしいです。
使っている器具と、その理由

豆:PASS COFFEEの浅煎り
淹れ方は浅煎り向けです。
浅煎りならではの透明感を出しやすい淹れ方なので、PASS COFFEEの豆と相性が良いです。
PASS COFFEEのスペシャルティコーヒーはすべて浅煎りなのでどれも相性がいいですが、特に
- グアテマラ(明るくバランスが良い)
- エチオピア(華やかで軽やか)
あたりはこのレシピとよく馴染みます。
グラインダー:Fellow Ode Brew Grinder Gen2(メモリ7)
やや粗めの挽き目(7付近)にしています。
浅煎りは粒度が細かすぎると目詰まりして落ちづらくなるので、軽やかに落とせる範囲で調整しています。 このくらいだと雑味が出ず香りがきれいに出て、後味も重くなりにくいです。
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ドリッパー:ハリオ アルファ ドリッパー / オリガミ
どちらもスッキリ落ちるタイプのドリッパーです。
浅煎りのクリアさを素直に引き出したいので、流速が安定しやすい形を選んでいます。
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フィルター:アバカ
通液性がよく、紙の香りが出にくいので浅煎りと相性が良いです。 クリアな味を出したいときに扱いやすいフィルターです。自分は紙の香りが出にくいと感じているので、リンスはしていません。
ケトル:Brewista
湯量を細かく調整できるので使っています。
落ちやすいドリッパーとアバカフィルターの組み合わせでは湯量で味の変化が出やすいため、湯量の調整しやすいケトルがおすすめです。
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いつものレシピ

豆:14g
湯温:93℃
ドリッパー:HARIO ALPHA DRIPPER or オリガミドリッパー
総湯量:230cc
抽出時間:2:30前後
-
蒸らし:30cc / 30秒
粉全体がふわっと膨らめばOK。(浅煎りは膨らみにくいのでそんなに気にしなくても大丈夫です。)
-
1投目:100ccまで(1:00前後)
中心をゆっくり目に注ぎ、落ちるスピードを見ながら調整します。
-
2投目:170ccまで(1:40あたり)
ここで味の厚みが決まるので、ゆっくりやさしく注ぐイメージです。
-
3投目:230ccまで(〜2:30で落とし切り)
最後は引きずらず、ドリッパーの中心にスッと終わるように落とし切ります。
なぜ2:30で落とし切るのか?
PASS COFFEEの浅煎りは
- 香りのきれいさ
- 後味のスッキリ感
を大切にしています。
抽出時間が長くなると、雑味や重さが出てきてしまうので、
2:30前後でスッと落ち切るくらいが僕の中でちょうどよかったラインです。
浅煎りらしい明るさと透明感を楽しみたいときは、この時間をひとつの目安にしてみてください。
このレシピのポイント
- 細かい技術より「落ちるスピード」を見るほうが大事
- 蒸らしは深く考えなくてOK
- ドリッパーは軽く落ちるタイプなら何でも合う
- 湯量と時間だけ合わせれば大きく外れない
- 味の好みで湯温と挽き目だけ微調整すれば十分
あくまで“僕はこの味が好き”というだけなので、気軽に自分の好みに寄せて楽しんでほしいです。
今回のレシピで飲んでみてほしいPASS COFFEEの豆
グアテマラ
すっきりしていてバランスがよく、このレシピとの相性も抜群です。 家庭用でも扱いやすく、浅煎りに慣れていない方でも楽しみやすい味わいです。
甘さ・酸味・コクのバランスが良く、どんなシーンにも寄り添ってくれる一杯です。
エチオピア
華やかさが出るので、浅煎りの軽やかさが好きな人向きです。 口に含んだときのフルーティさと、後味の透明感が印象に残る一杯です。
むすび

家で淹れる時間も、コーヒーを楽しむ一部だと思っています。
今回のレシピは、僕が日常の中で「このくらいが気持ちいい」と感じて落ち着いた淹れ方で毎日2、3杯はこの淹れ方で飲んでいます。
また、コーヒー豆は焙煎から2〜3週間経った頃が一番ポテンシャルを引き出しやすいと言われています。焙煎したてのまだ落ち着きのないフレッシュさも楽しいですが、ぜひその違いも楽しんでほしいです。
気軽に試しながら、あなたの好きな味に近づいていけたらうれしいです。
いいコーヒータイムになりますように。