PASS COFFEE BLOG
浅煎りの酸味が気になったら「ゆっくり注ぐ」を試してみる
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家で浅煎りを淹れてみたら、酸味が強い。
そもそも浅煎りの酸味が少し苦手。
そんなふうに感じたことがある方に向けて、道具を変えずに酸味を抑える方法を試してみました。
浅煎りの果物のような酸味は、コーヒー豆本来の持ち味でもあります。それでも酸味が強すぎると感じるなら、淹れ方を工夫することで少し抑えることができます。
(このあたりは スペシャルティコーヒーって、なんですか? でも少し触れています)
試したこと
豆は PASS COFFEE の エチオピア ウォッシュド。
中挽きでお届けしているのと同じ挽き目にして、ドリッパーは HARIO V60 ドリッパー NEO を使いました。
豆の量とお湯の量は 3 杯とも同じにして、変えるのは 1 つだけにしています。
- ① いつもどおり(お湯は 96℃、いつもの速さで注ぐ)
- ② お湯だけ変える(沸騰した直後のお湯)
- ③ 注ぎ方だけ変える(96℃のまま、ゆっくり注ぐ)

飲み比べてみて
| 落ち切るまで | 酸味 | ほかに感じたこと | |
|---|---|---|---|
| ① いつもどおり | いつもどおり | 基準 | 果物っぽさがある |
| ② 沸騰直後のお湯 | 少し早い | 弱くなった | 少し苦い |
| ③ ゆっくり注ぐ | いつもより長い | 弱くなった | 個性が薄れて、全体にマイルド |
②も③も、①より酸味は落ち着きました。
ただ、そのかわりに変わるところが違います。お湯を熱くすると少し苦みが出て、ゆっくり注ぐと豆の個性が薄れて全体的にマイルドは味わいになりました。
まずは「ゆっくり注ぐ」から

僕のおすすめは③です。
浅煎りの酸味がそもそも苦手という方におすすめです。
お湯の温度を細かく変えるには温度計やケトルが要りますが、注ぐ速さなら今ある道具のままで変えられます。
細く、ゆっくり、落ち切るまでの時間をいつもより長めにする。
それだけで酸味の角が取れたように感じました。
物足りなく感じたら
ゆっくり注ぐと酸味が減るかわりに豆の個性も控えめになります。
物足りないと感じたら少しだけ湯量の速さを戻してみてください。
酸味と個性のちょうどいいところは人によって違うので、何杯か淹れながら探すのがいちばん早いです。
温度を変えられる方は
温度を調節できるケトルがあれば、お湯を熱くするのも一つの手です。
今回は沸騰直後のお湯でも酸味は少し減りました。ただ、少し苦みが出たので苦みが気になる方は注ぎ方のほうから試すのがおすすめです。
もっとマイルドにしたい方は
注ぎ方を変えても、もう少しまろやかにしたいと感じたら浸漬式もおすすめです。
お湯と粉をしばらく浸してから落とす淹れ方でフレンチプレスや浸漬式のドリッパーで淹れられます。
今回の飲み比べでは試していないので、また別の記事でまとめたいと思います。
さいごに
今回は 1 種類の豆で試した結果です。豆や好みによって感じ方は変わるので、「こうしなきゃいけない」ではなく、ひとつの手がかりとして使ってもらえたらうれしいです。
いつもの淹れ方は いつもの浅煎りレシピ にまとめています。